軽自動車とは?

そもそも軽自動車とは

軽自動車とは?そもそも何故日本だけの規格なの?

軽自動車

 
私たちが住む日本国内でもっとも普及している軽自動車は、日本独自の自動車規格です。
排気量660cc以下、というだけではなく、実は厳密なレギュレーションが定められており、これを満たすことで様々な恩恵を受けることが出来る車両全般の事を指します。

 

今回は「今さら人に聞けない」日本の乗り物・軽自動車についてご説明させて頂きます!

 

軽自動車のレギュレーションってなに?

黄色地に黒文字のナンバープレート装着が許される軽自動車は、排気量が660cc以下である、というのは皆さんもよくご存知の通りです。

 

しかし、ただ排気量が660cc以下というだけでは軽自動車として認定されず、普通自動車としての登録が必要となります。
その規格は、道路運送車両法施行規則で厳密に規定化されており、これら全てを満たして初めて軽四輪(軽自動車)として認められます。

 

現在、1998年に規格改定となってからのレギュレーションは、以下のように定められています。

 

  • 全長が3,400mm(3.40メートル)以下であること
  • 全幅が1,480mm(1.48メートル)以下であること
  • 全高が2,000mm(2.00メートル)以下であること
  • 乗車定員が4名以下であること
  • 貨物積載量が350kg以下であること

 

なぜ「軽自動車」という規格が生まれたの?

 

軽自動車という自動車の規格があるのは、現在わが日本のみです。
これは、まだまだ自動車が市民権を得ていない1950年代、日本の道路交通事情に合わせmなおかつモータリゼーション推進計画によって生み出されました。
それまでは水面下でメーカーによる開発が進められていましたが、1955年に現在の経済産業省による国民車構想が世に知られたことで一気に実現化。
既存の普通四輪自動車よりもコンパクトに納められる規格を設けることにより、安価で購入しやすい車両を作ることを目的に定められました。

 

車体サイズに関しては、諸外国よりも小柄な日本人の体格に合わせたものとなり、当初は排気量360cc以下、という規格になっていました。
現在では、発足当初にはなかった排気ガス抑制のため4ストロークエンジン化が叫ばれるようになったのを機に、500cc化、高速道路への対応と馬力荷重に関係する見直し、衝突安全性の見直しを踏まえ改定への道を歩んできました。

 

ある意味では、日本の道路交通事情と経済発展の歴史とともに歩んできたのが軽自動車という乗り物だとも言えるでしょう。

 

なお、ホンダ・S500&600といった排気量660cc以下の車両は、現在の規格に照らし合わせると軽自動車に分類されますが、生産当時は360cc以下という規定になっていたため、現在でも新規登録時は普通自動車として登録することが義務付けられています。

 

軽自動車にはメリットが多いって聞くけどどうなの?

 

軽自動車には、皆さんもご存知の通り様々なメリットがあると言われています。
車両価格自体の安さに加え、税金や保険料が普通自動車に比べて格段に安いというのが最大のメリットとなっています。

 

また、車体サイズがコンパクトであるため、小回りが利いて取り回しやすく、時間制駐車場などでも軽自動車の駐車料金は安く設定されています。

 

さらに、660cc以下という排気量の関係上、消費される燃費効率が普通自動車よりも高く、維持費の面で優れています。

 

こうした様々な恩恵がある軽自動車は、求めやすい価格帯で維持費も安く、一般家庭に普及しやすい仕様であることによって販売台数を大きく伸ばしました。

 

10万人以上の市町村・東京都などの大都市を除いては、保管場所証明(車庫証明)を申請する義務がないため、普通自動車より購入時の負担が少ないことも一因となっています。(一部例外地域あり)

 

多種多様なバリエーションが軽自動車の大きな魅力!

 

普通自動車よりも優遇されている軽自動車ですが、画一的なものではなく、多くのバリエーションが各メーカーから開発・販売されているカテゴリでもあります。
例を挙げると、マツダ・AZ-1やスズキ・カプチーノといったミニスポーツタイプ、スズキ・ワゴンRを代表とするミニバンタイプ、スズキ・ジムニーや三菱・パジェロミニといった車種が挙げられます。

 

いずれも、普通自動車クラスでは大いに人気を得たジャンルの車種であり、普通自動車に存在するジャンルは、ほぼ軽自動車にも当てはまると言えます。
車体サイズの関係上、セダンなどはさすがにありませんが、総じて実用性・趣味性の両面から見て充実したバリエーションと言ってもよいでしょう。

 

1958年に誕生したスバル360の登場以来、日本国民の身近な足として活躍し、国民と共に歩んできた軽自動車。
年々厳しさを増す一方の自動車・オートバイへの規制をクリアする乗り物として、多くのメーカーが開発・研究に余念がありません。
環境性能・内装・装備といった面でも充実化が著しく、不自由さを感じさせない完成度がウリのモデルも増えています。
遊びと実用性を両立させ、これからも日本人の身近な足として進化を続ける乗り物と言えるでしょう。



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